長谷川です。
「あの日、成績が出た日、それはまるで夢の景色のように、美しい眺めだった。」最近将来に悩んでおります。
たいてい志というのは年齢に反比例してゼロという無気力に収束します。僕はいまその極限値へ邁進する1つの点です。
生を受けた瞬間の果てしない可能性が時の流れの中で錆つき腐り落ちるのを鼻くそほじって眺めていたら、いつの間にか「宇宙戦艦で銀河の彼方へ行く」夢が「親の遺産で食ってけるのかな…」になります。
これは「大人になったら人類は火星に移住してるんだ!」って夢みてた昭和の子供達が「つぎのiPhoneは防水だわ」って夢みてる平成ゆとり世代に変わってしまったのと同じですね。つまり人類は今、無気力の特異点へ向かう棺桶の中にいるわけです。陰鬱で混沌とした国際情勢が、僕のもやもやとリンクしてなりません。いっそこんな星、吹き飛ばせばいいのに。
ところで夢に迷った意識高い系大学生は海外に活路を見いだしがちですよね。僕もカンボジアとかで子供とじゃれて来て「人生変わった、出会いに感謝」とかフェイスブックで自慢しちゃいますかね。浅はかな人生観を浅はかな経験値で上書きして自分に酔えるのだから羨ましい。僕もそういう人種に生まれたかった。
こんなこと言っといて、アクティブに外に出ることもなく。ただただ流れに身を投じて低く低く下へ落ちて行くのが性です。ほんとうにクズですね。部屋で寝てるのが至上の悦楽ですからね。
あれれ、僕の単位はどこにいった?きっと2つに割れて糸森町に落ちたんだな。僕の予想では来年片桐が留年してるので、休学して一緒にインドのチャイ達人に弟子入りしようかと考えてます。まあ半分嘘で、半分嘘の話ですけどね。