久々のブログ投稿です。村田です。
最後に投稿したのが3月25日ですので、2週間ぶりでしょうか。細かいことは置いておきましょう。
前回、鈴木がいい感じの記事を書いていたので、名前の部分だけ村田に代えておこうか5分前まで考えていたのですが、既に海鴎会のFacebookでシェアされ、藤田直子さんによるレビューが行われていたので断念しました。
現役生の不正をも防止する海鴎会Facebook、皆さんもぜひご覧ください。→こちら
基本的に僕はブログ記事よりもこっちの直子さんのレビューを楽しみにしています。
今回の五大は全力をかけて新人ナックルフォアのCoxに励みました。嘘です。対校フォアと4:6ぐらいの割合です。もちろん6割が新人ナックル。
粕谷、鴨下、鳴海、西川という布陣で力こそもう一つの新人ナックルには負けますが、テクニックでは他の大学にも十分負けていないクルーです。どうしても試乗会でしか乗っていないこともあり、パワフルさはイマイチでしたが、リラックスした入りはとてもよかったと思います。1000mだったらわからなかったですね。
少々真面目に。
僕は五大では対校フォアのCOXやってました。3/12とかそれくらいからですから、1ヶ月半ですかね。
COXやってると1ヶ月半がとても長いです。coxだとやっている最中は何かしら考えているからでしょうか。僕が如何に一日何も考えず生きてるかよくわかります。正直、新歓をこなしつつというのも理由の1つでしょう。
そんなこんなで迎えたレース当日。1500mまで1艇身以上水をあけつつトップだったのが、ラダーに藻が引っかかり見る見るうちに曲がっていく船。とにかくストロークサイドに強調をかけ、バウサイドには緩ませるようコールしました。最終的には壁にぶつかる前にバウサイドの漕ぎをやめさせました。実はこれ去年のヤングOBのコックスをやったときと同じなんですよね。去年は藻関係なく、単純にスタート曲がって、サイド負けあってのことでしたが、トラウマ再来でした。
結果は前の記事でもあった通り、2位でした。ちなみに筑波大の方も曲がってしまったようで、同じレーンにいました。どちらもスタートしたレーンにいないのに同じレーンというのがその日唯一面白かったことです。
懇親会でも皆さんが「今年は仕方なかった」、「運が悪かった」というやさしいお言葉をかけてくださいましたが、どうしても僕はそう思えません。Coxとしてもっと何かできなかったか、とずっと考えています。戸田ボートコースの藻は五大の1,2週間前から大量発生しました。うちのフォアも何度も藻による影響を受けています。一度は無理だということで、川だしに切り替えたりもしました。レース中に藻が引っかかる可能性があるということもわかっていました。それでいながら、何の対策もなしに試合に臨んでいます。例えば、大量発生してから一日でも、一時間でも、一周でもいいから、藻について考えて、対策を考えていたならば、結果は違っていたかもしれません。そう考えるのはレース中、藻にからまってから起きた一つの誤算です。ローピッチパドルの段階では、逆サイドをゆるめることで曲がりを矯正できるとわかっていましたが、それをパドルで試すことはありませんでした。ですので、レース中も同様に片側をゆるめることで対処しようとしましたが、スピードが出ている状態では一切意味はありませんでした。
自分の詰めの甘さというのを再認識しました。
少なくとも考えなくてはいけなかったことは2つあります。
・ラダー、オールに引っかかるのを防止する方法(難しいですが…)
・ラダー、オールに引っかかった後の対策方法
そして、これを考えた上で実験をすべきでした。
今回のなしフォアは藻の存在を踏まえてやっていく予定です。同じ轍を踏まないよう、協力してやっていきます。
今回色々考えるきっかけのもう一つに、「あらしのボートレース」というお話があります。
全て端折ると早稲田が浸水対策して勝つ話です。見習いたいものです。
藻刈りたい
ちなみに今は軽量級でなしフォアのため、無職です。3年生の僕よりも4年生の今橋さんや2年生の鈴木の方が忙しそうです。罪悪感に心が蝕まれ血を吐こうとも、この無職の時間に縋りついていく所存です。