バラバラな回転運動

どうもお久しぶりです。早川尊です。

最近は少しずつ涼しくなってきましたね。みなさんは季節の変わり目をどのように過ごしていますでしょうか。私は、夜寝るときに窓を閉めるか開けるかの葛藤をしています。閉めると暑い、開けると寒い。結局窓を全開にして毛布をかぶるのに落ち着きました。

さて、季節といえば日本には四季があることで有名ですよね。この四季、みなさんはどの順番で言いますか?一番オーソドックスな年度区切りの形「春夏秋冬」、少しビターな一年区切りの形「冬春夏秋」、夏休みが待ち遠しい無邪気な子供の形「夏秋冬春」、酸いも甘いも噛み分ける大人の形「秋冬春夏」、それとも順番にとらわれず自分の個性が出せるオリジナルの形で言いますか?私は「冬春夏秋」で言います。なぜなら冬が一番好きだからです。そう、季節といえばこんな話題がつきものです。ズバリ「一番好きな季節は何?」です。二人で話題がないときはこの質問で大抵なんとかなります。とはいえ、この質問には足りないところがあります。私は冬が一番好きですが、別に他の季節が嫌いなわけではありません。春も夏も秋もまた好きなのです。しかし、それでも冬が一番好きなのです。というわけで順番に季節の好きなところを上げていきます。他の季節の好きなところもあげることで、逆に私が如何に冬が好きなのかを強調できるというわけです。「冬春夏秋」と、一番最初に冬をいってしまうほど冬が好きな僕の話をどうか聞いてください。

春は出会いと別れの季節です。不安と期待が入り混じり、でもやっぱり不安の方が大きい、そんな我々を優しく包み込む暖かな陽気、色鮮やかな花々。いつか思い出すこの季節は不安を抱いていたことを忘れ、きっと美しいだけの思い出になっていることでしょう。そんな春に何を嫌いになるところがありましょうか。

夏は言うまでもなくサマースポーツの季節です。海やプールを楽しめる唯一無二の季節。海に行けば泳ぐだけではありません。サーフィン、ダイビング、ヨットにカヌー、砂浜でバーベキュー、海の家で食べるラーメン。逆に、プールに行けばいくらでも泳ぎ放題。泳ぎ疲れて家に帰り、お風呂でさっぱりした後、寝っ転がった時の優しい倦怠感。もちろん海やプールだけではありません。山、川、花火に星。殊、レジャーに関しては夏の右に出るものはありません。こんな夏を嫌いになろうはずがありません。

秋は何よりその安定感です。春のように何かが始まるわけでもない。夏のように主要なレジャーがあるわけではない。しかし根強い人気があるこの季節。涼しい気温はとても過ごしやすく、夏の暑さをすぐに忘れさせてくれ、冬の寒さに身構える期間を与えてくれます。もちろん過ごしやすいだけではありません。食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋、芸術の秋、他にも、秋は様々な秋を我々に与えてくれます。秋は我々の全てを許し、全てを与えるのです。きっと怠惰に過ごすことすら、休養の秋として意味を与えてくれるのでしょう。その秋を楽しまざりして、四季の何を極めんや。

冬は私が生まれた季節です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)