みなさんこんにちは。主将の本嶋です。
今日はあれですね、私の誕生日から数えてちょうど3か月前です。もう誕生日をボート部で祝ってもらえないのさみしいですね。
さて、今日はなぜ私がボート部に入ったのかについて書こうかなと思います。
私は小・中・高とずっとバスケ一筋でやってきました。小・中のバスケは体力的にきついと感じたことがあまりなく、淡々と練習をこなしていました。高校は小・中でバスケをやっていたからという単純な理由だけでなんとなくバスケ部に入りました。正直そこまで強くないチームなのかなと勝手に思っていました。私の出身高校がある埼玉県には、バスケ部のある高校が大体160ちょいあります。そんな中で、4,5年くらい連続で県ベスト8に入るくらい結構強いバスケ部でした。そんな部活の練習が楽なわけないじゃないですか。まず1年生は入ると紅白戦をやらされます。その様子を顧問がみて、有望そうな人はAグループとして先輩と一緒に体育館で練習です。で、Aグループじゃなかった人はBグループです。体育館には入れず外でずっと走り込みとか体幹とかサイドステップとかです。小中とそんなにガチでバスケをやってたわけじゃない私はBグループでした。なんとなくバスケ部に入っただけの私には、なかなか苦しすぎる練習メニューでした。走り込みもただ漫然と走っていればいいわけではありません。設定タイムがあって、(確か2400m9分以内とか…?)もうくたくたでした。みな一斉に走り始めるのですが、中学の部活がそんなにきつくない部活だったせいか、私がゴールするのはいつも最後の方でした。ゴールするたんびに、すでにゴールし終わって何やら集まって話をしている同期たちが羨ましいというか、なんだか悔しかったのを覚えています。
外の練習がそんなだったから、やっと体育館の中で練習ができることになった時には、やっとボールが触れると喜びました。しかし体育館の中の練習もそれはそれは厳しいものでした。沢山練習メニューがありますが、顧問の元へ集まるときも全力ダッシュ、散るときも全力ダッシュ、声は出さないと顧問がめっちゃ怒りだして走らされるし、練習メニューで目標に設定した本数ゴールを決められないと、それもまた足りない分だけダッシュです。とにかく何かにつけて罰走がありました。一瞬でも気を抜いたら怒られるんですよね。もう練習をこなすのが精いっぱいで、チーム内競争も熾烈で、毎日毎日すごい疲れていました。1日の中で一番幸せな時間は練習後の体操の時間、一番いやな時間は朝目覚めた瞬間です。今日もまた始まってしまうと。でも不思議とやめようとは思いませんでした。早く引退したいなとはずっと思っていましたけどね。やめると少人数で同じボリュームの練習を回さないといけなくなって練習の回転率が上がるので残った人の負担が増えるし、きつい練習を一緒にやってきた仲間をおいてやめるのもなーと思っていました。なにより、1度始めたことを途中で放り出すのが負けたような気がするというか、やめたらこんなことも耐えられない人間なのかなと認めるのが嫌でやめませんでした。
とにかく、こんな人間がバスケでトップレベルになれるわけがないんですよね。バスケが心から楽しめてないし、やらされてる感が出てしまっていたので。
長くなりましたが、この高校時代の経験が大学で私をボート部へといざないました。せっかく苦労して手に入れた体力を手放すのがもったいなかったので。高校時代から比べると、ボート部ではすごく自発的に練習できていると思います。バスケ部時代OFFがあったりテスト期間で休みになったりすると喜びましたが、ボートは1日漕がなくなると漕ぎたくなってうずうずします。しかも高校時代はいかに同期よりもうまくなるかということしか考えていませんでしたが、今はいかに周りの人と一緒に速くなれるかを考えています。
あとインカレまで1か月ですが、ぶっちぎりの1位を目指して頑張ります!応援よろしくお願いします!