振り返された。

村田です。ボートに関する1年の振り返りをさせられています。

一番に思い出せることは新人戦…と言いたいところですが、新入生歓迎会でのえんぷくさんとの出逢いが特に心に残ってしまっています。何故だか、内容はよく思い出せませんが…。

次に思い出せることこそは新人戦…と言いたいところですが、乗船実習前までの越中島練習がトラウマ気味に残っています。
ひたすら体力作りで、運動不足だったこともあり、正直今の戸田練習よりも精神的にも体力的にも辛かったです。あとにも先にも、筋トレの最中に辛すぎて涙がでたことはありませんし、南井が舌打ちしたという話も聞きません。南井が舌打ちした練習のとき、僕はタオルで自分の膝をひたすら叩いていたことさえ覚えています。
あの頃から、きちんと練習に来てた越中島の人の中で、一人も欠けていないという事実に驚きを隠せません。友人予想では、寮生ボート部一年の中で一番に辞める人間は僕で、二番目は平出というものでした。南井はいつの間にか消えてそうな人間にランクインしてました。ちなみに辞めなかったのでカントリマアム貰いました。

 今度こそは東日本新人戦です。初めてのCOXで同期クルーと一緒に試合に出れたということは、とても思い出になりました。何もかもが初めてで、COXについて教えられる方も少なく、色々と苦労しました。試合が終わって1ヶ月半は経ちましたが、未だにあの時こうすればよかった、とか、こんなコールをすればよかったと思うことがあります。ボート部1年の後学のためにもいくつか書きます。

・B1(ローピッチパドル)はかなり疲れるもの
新人戦前まではB1の負荷というものがわかりませんでしたが、実際に先輩が乗る艇でCoxをやり、B1をやると明らかな練習強度の違いが感じられました。決して1年漕手が頑張っていなかったのではなく、長いB1の中で気が抜ける部分が多く、その分だけ練習強度が落ちてしまっていたという感じがします。先輩の艇ではB1中では全員がお互いに声を出し、気が抜けないように、鼓舞しあうように漕いでいました。一方で新人クルーではお互いに技術的アドバイスや、癖に対する指摘がありましたが、鼓舞する声はなかったです。僕自身、鼓舞するコールはあまり多くなく、悪い点を指摘し、よくなったら褒めるというルーティンワークに偏っていました。新人クルーでも1000mのパドルのラスト250mなどでは鼓舞しあう声もあったので、それを他の練習でもやらせて、出来る限り練習強度が上げられるようにさせられればよいかなと思っています。

・大目標の設定
最近ダブルに乗っているときに感じ、他大との合同練習のときに納得したものは、大目標の設定とそれに合わせたコールです。これは実際に新人フォアの練習でも似たようなことはやりましたが、それは一つの技術を目標としたものでした。ハンズアウェイを速くするという目標を何日に渡って建てた記憶があります。しかし、その合同練習の僕が乗った艇では、一枚で長く押すという大目標が建てられていました。一枚で長く押すというものは幾つかの技術が混合しています。途中でオールを出さないこと、キャッチを真っすぐ入れること、ブレードを一枚入れること、などです。この方針のよいところは一技術を目標とするよりも実りが大きそうというところでしょうか。また、Coxとしてもコールに一貫性を持たせられることになるのは正直楽です。目標を立てなかったり、一技術の目標ではコールがバラバラだったり、レパートリーがなくなったりするので。漕手としても情報過多になりにくいため、集中してできそうです。
大目標の設定自体、当たり前に思えるようなことですが、新人戦前は一つ一つの動作がどのように結びつきあうのか想像できていなかったということもあるので、ダブルに乗っていることによる成果です。ぶっちゃけると、陸上競技という個人種目しかやっていなかったので、一技術を目標とはすれど、1回1回の練習に大目標を建てるという習慣がなかったので、僕は思いつきませんでした。

・煽りコール
これやってると楽しいので怒らせない程度にやりたいです。

・返事
今まで黙っていましたが返事がないと寂しいです。

・新人クルー通信簿
嶋田くんは元気を出してください。南井くんは声量がんばりましょう。平出くんはそのままの君でいてください。間瀬はいいです。

これくらいでしょうか。他にもまだまだ見つかってますが、細かい話になるので割愛します。

これだけ書いたので、1日遅れたことはゆるしてください。

次は斉藤さんらしいです。僕じゃなくて間瀬が言ってました。僕じゃないです。

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