ほんとに長い

こんばんは。大学院1年目の松本です。

今回のブログでは、阪神タイガースの「セクシータイム」ソラーテ選手が入団後48日で解雇&帰国した事件か2018年シーズンに片岡打撃コーチが背番号「81」を「80」に変更したという大ニュースについて書きたかったところですが、さすがにインカレについて書きます。長くなります。

応援してくださった皆様本当にありがとうございました。矢田くんもブログで書いていましたが、皆様の応援が力になりました。特に決勝は5レーンだったこともありめちゃくちゃ聞こえていました。

いろいろと裏事情的なこともつらつらと書いていこうと思います。飛ばし飛ばしで気になるところだけ読んでください。

【新艇】

日大に最後差されなかったのは本当に新艇のおかげです。

僕の1つ上の先輩の長谷川さんのブログにあるように海洋大は15年ほど艇を買っていなかったのですが、僕の3つ上の先輩の川畑さんを中心とする若手OBの方々が新艇を買うように働きかけて下さり(この時の僕の1つ上の先輩の藤田聡平さんのご尽力は忘れません)、そのムーブメントがつながりダブルスカルも買っていただけるはこびとなりました。

現役時代に買えなかったにもかかわらずご尽力くださったということを忘れずに僕もそういうOBになりたいと思います。

【新歓】

4月は新歓に集中してあまり練習できなかったにも関わらず、去年よりも結果が良かったのは不思議です。なぜでしょうか。

実働7人で15人入部はよく頑張ったと思います。特に2年生の頑張りはすさまじかったです。僕らの代のせいで人が少なくて大変だったのに文句も言わず頑張ってくれて本当にありがとう。

【実習】

前にブログで書きましたが、僕はゴールデンウィーク明けから8月頭までの3か月ほとんど戸田にいませんでした。これでも何とかなったのは絶対に矢田くんのおかげです。暑い中シングルでひたすら漕ぎこみ、クソ雑魚の僕と乗ってくれるなんて本当にいいやつです。

あとは二週間ほど岩手で漕げたことも大きかったです。ご協力くださった方々ありがとうございました。

【むらっちゃん】

引退おめでとう。予選から声がガラガラになっていて実は熱い男だというのはみんなにばれてるよ。ブログでラインを晒したことについては10月に恩赦あるらしいのでしゃーなしで許す。あとは村田さんの方が早く就職されるということで、ご飯に連れて行ってくださるとうれしいです。

【インカレ】ここでは大会期間中の詳細を書いていきたいと思います。

1日目予選。組1着で準決勝進出を決める。全体のタイムとしては7位。1位仙台大学とは約10秒。感覚的に二人の漕ぎが合っていないと思っていたため、去年よりも行けそうな予感はした。

2日目敗者復活。予選ではリラックスは良かったがドライブの強さに不安が残った。それは中上さんとクルー共通の認識であったため、朝にMax500mを実施。1:32 くらい。朝練後、矢田くんはテストのため大学へ。一方の僕はゼミをサボる。矢田くん偉すぎる。ちなみに女子ダブルも大学に行っていた。偉すぎる。学習院の付きフォアのレースは負けてしまったけど感動した。準決勝の組み合わせがでる。面白いレースができるとも思ったが怖さもあった。茨城大学の友達に「行けるでしょ」といわれ非常に勇気づけられる。

3日目準決勝。僕の鬼門の準決勝。付きフォアで出た3年次には力任せに漕いでしまい、ボロボロ。片桐さん長谷川さん藤田さんの引退レースにしてしまう。4年次は、予選は上がったが2日目に調子を崩し、何とかレース中に修正するも0.3秒差で負ける。そういうこともあって力が入るかと思った。「柔」(矢田くんの前のブログ参照)を発艇直前と1000mくらいで思い出し、集中できた。レース前から話していた「出られている状況でいかにリラックスできるか。自分たちのやるべきことに集中できるか」というところを二人で出来たことは大きい。この成長だけで一年間余分にボートを漕いだ甲斐があったと思った。1000mあたりで追いつき前に出たときに、前日の学習院のレースを思い出し一気に引き離すつもりで行く。それが良かった。立命館と法政は藻について抗議していた。かわいそうであったが自分たちに運があった。藻刈りしてくださった方々ありがとうございました。 ラストスパートは不発。タイムは決勝進出クルーで最下位だったが二人とも全然いける気でいた。

4日目決勝。海洋大学になって初めての決勝ということでうれしかった。

めずらしく矢田くんが緊張。一方の僕は腑抜けでぼーっとしていた。そのため朝のコース閉鎖時間が6時ということを知らず、5時56分に乗り始め注意され気づくという体たらく。急いで荒川に行くもフィニッシュは合わず進みも悪く、昨年の準決勝がフラッシュバックする。中上さんのアドバイスで少し良くなるもイマイチ。いろいろと考え始める。ただ、もう一つのアドバイス「気にしすぎない」ということを胸に岸けり。けりだしには多くのOBOGの方が来てくださっていて、自分の目標の一つ「OB会を含めた、海洋大ボート部を盛り上げる」が少し達成されたことを実感。発艇台につけても僕は緊張感や集中力がなく「これあかんやつや、最下位になるやつや」と思う。そこでなぜ「あかんやつ」と思ったか考える。「あかんやつ」→「勝とうとしている」→「勝つと思うな負けてもともと」という「柔」理論をもう一度引っ張り出して、スタート。レースが始まってみれば大丈夫なもので、二人で声を掛け合いながら、レースに入っていけた。(「負けてもともと」と言っていますけど、矢田くんも僕も負けん気がないわけではないです。心の底の根性はこのクルーの強みと思っています。)仙台大学は速かった。一度思いっきり後ろを見て上げて行ったが、最後まで見えなかった。レース後、いろんな方が喜んでくださったのがうれしかった。

【ボート仲間】

インカレ期間中、本当にいろんな人に応援してもらいました。外語大も練習時間をわざわざずらして伴チャしてくれたそうです。東工大や東大の同期はもう一回漕ごうかなと思ってくれたみたいです。またレースできるとなったら一番うれしいです。学習院の矢田くん応援隊。国体で知り合った仲間。特に理由はないけど海洋大を応援してくれた人(インカレナイトで結構いらっしゃった)。そういういい人に会えるというのもボートの良いところかなと思います。

【ちょっと思うところ】

贅沢ですけど、なんとなく僕はむなしさもあります。「よくやった」と言って下さることは多かったですが、それは結果ありきだからと思うからです。もし同じ過程で敗者復活で負けて、過程を評価してもらえるだろうかと。べつに暗いこと言いたいわけではないです。言いたいことは、部員の努力の過程を一番わかっているのは部員だと思うので、部員同士お互いに過程を認めあうのが大事なのではないかなーということです。

【これから】

僕はまず国体あるので頑張ります。巷で話題のrowing doctor中村大地さんと出ます。矢田くんは去年のブログで「上にあと4大学いる」と書いていましたが、「今年もまだ上に1大学いる」ということを忘れずやっていこう。一年生はある程度の覚悟はもってやっていきましょ。インカレに出てくる人はみんな毎日必死に練習しています。インカレの結果を見てもやはり大学から始める人が勝つのは簡単ではないです。僕らも経験者とM1だし。でも全然病なくていいし気楽に楽しく。OBOG並びに海洋大ボート部ファンの皆様、海洋大ボート部は、このインカレをきっかけにさらにレベルアップしてまいります。よろしくお願いいたします。

 

本当に長くなってしまいました。最後まで読んでくださった方ありがとうございます。

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