ボートの面白さ #春から海洋大

こんばんは。湯本さんに「やる気とパワー」を与えている2年の本嶋です。

嘘です。私の方がやる気とパワーは頂いております。湯本さんはボートを漕ぐのも上手だしエルゴも回るし筋トレでも沢山持ち上げます。そんな湯本さんに打ち勝つことをひそかな目標として頑張っています。身近に目標となるような存在がいる環境はとても素晴らしいですよね。この連鎖で部全体として強くなっていくのかなと思います。

今日から#春から海洋大を付けてみました。そろそろ総合選抜型入試で合格した方や、海洋大を志してくれている方がこのブログを見てくれているかもしれませんね。そこで今日は私が思うボートの面白さについてでも書こうかなと思います。

ボートは言ってしまえば太鼓の達人のような面白さがあります。練習でよく使う1人乗りのボートでは、一回の乗艇で2000回前後漕ぎますが、大体のストローク(一漕ぎ)が「不可」か「可」で終わってしまいます。今自分のできる最高の漕ぎをしているつもりではありますが、なんかちょっと…って感じですね。でも約2000回中何回か、多分2回くらいですけど、これは!?という「良」のストロークがあります。突然変異的に発生するんですよ、これが。その一瞬から、なぜ今のストロークが良かったのか全力でフィードバックを得て、「良」だった時の漕ぎの発生確率を上げていけるようにします。変異株を増殖させていくわけです。でも漕ぎを変えた分、また別の修正箇所も浮き彫りになってきます。そこでまたそこを修正するために色々と試行錯誤をして…の繰り返しです。この漸近線的に理想の漕ぎに近づけていくのが面白いんですよね。

また、これがクルー艇(2人乗り以上の艇)となればさらに面白いです。あるメンバーで初めにクルー艇に乗ると、ほとんど動きが合いません。それは、一人一人のどういう風にボートを進めたいかというイメージが若干ずれているところと、そのイメージと体がマッチしていないところが原因なのかなと思います。でも乗艇の距離を踏んでいくにつれてどういう風にボートを動かしたいかというイメージが一致してきて、クルーがそのイメージを共有しつつ、理想に近い動かし方ができたときは体中がしびれるほど気持ちがいいです。ボートやっててよかったなと思います。ほんとに。

私が思うボートの面白さ伝わりましたかね?ちょっと固い内容になってしまったかなと思いますが、ボートに興味を持ってくれた方がいらっしゃったらいいなと思います。本当はレースの面白さとかも書けたらいいのでしょうけど、私は数えるほどしかレースに出たことがないのでそこはお預けですね。これからレースの面白さを開拓するのが楽しみです。それでは、今日のところはこの辺で。

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