4年の飯沼です。
インカレ終わって早くブログ書かなきゃな〜と思いつつだいぶ経ってしまいました。
とりあえずインカレの振り返りから。
まずW1Xのもえぴー、海洋を最終日まで連れて行ってくれてありがとう。今年は日曜日にも海洋大の旗を揚げられて嬉しかったです。A決勝に海洋大の名前があって、他の部員もすごく刺激を受けたと思います。うちの新見すごいでしょって他の大学に自慢していたし、褒められてるとにやにやしちゃうし、やっぱりかっこよくてとっっっても自慢の後輩だなってレース見ながら思っていました。
M2Xは大会直前でクルーが代わって本当に大変だったと思います。髙松くんも急に乗ることになってプレッシャーだったと思うし、1日目終わってしょんぼりしながらレースのタイムを紙に書いているのをみて私もすごい落ち込みました。2日目から大丈夫かなと不安でしたが、2人が次のレースに向けて話し合っているのを見てとにかく全力で応援しようと思ったし、それで準々決勝に届いた時は本当に嬉しかったです。
M4Xはなんかもう色々あったけど、レースのたびにレベルアップしていてすごいクルーだなあと、レース見ていて面白かったです。まだ2.3年生でここからどうなるかもすごく楽しみだし。考え方とか方向性みたいなのは全然揃ってなくても各々の正解だと思う方向に突っ走ってる感があるので、私にとってはなんだかんだ応援したくなってしまうメンバーだなと思います。
本嶋くんは悔しかったですね。テストで棄権して引退にならなければ、レースに出られれば何でも良いと思ってたけど、いざ台風が来てレースに出られたら、もっともっと上に行ける人なのにって結局悔しい気持ちでいっぱいになりました。でも最後のレースはすごく良いもので、今まで努力して獲得した漕ぎをすることができたんじゃないかなと思います。
とにかくみんなが予選、準決勝を勝ち上がってくれたことがすごくうれしかったです。目指していたところにはまだ遠いけど、この難しい状況にもかかわらず本当に頑張っていたと思いました。
今年のインカレには出ていないけれど変わらず練習を続けていたみかちんも、みんなをサポートしていた丸ちゃんにも、これから期待の1年生にも来年スポットライトが当たることを楽しみにしています。
長くなりますが、ここからは部活全体の振り返りをします。
私が入部した時はコロナ真っ只中で、練習も自主練が多くてボート部なのに満足にボートに乗ることもできない状況でした。マネージャーも1つ上で当時主務の山内さんだけでした。合宿もないので入部したての私にできる仕事もたいしてなく、乗艇あるときはビデオ撮りとzoomで筋トレする時のカウントとるくらい。でもカウントとるの飯沼いなくても出来そうって本嶋くんに言われたからじゃあみんなにアドバイス書いて送ろうとか、ホームページの編集やるとか、やれることを色々模索していました。それでもやり甲斐みたいなのはあまり感じていなくて、唯一役に立ててるかなと思ったのは乗艇のビデオを撮っている時でした。当時は撮る人いなくて、ビデオあったら良いなくらいの感じだったと思いますが、撮ったら同期も先輩もたくさん見てくれて凄く嬉しかったのを覚えています。今ではマネージャーの後輩がたくさん入って、ビデオ撮りも分担できるようになりました。それでもこの1年で撮ったビデオの本数は5000以上。漕手がどれだけ練習してきたか分かるかなと思います。
同期は5人いたのに気がついたら1人になってました。入部してからずっとみんなで一緒に引退したいなと思っていたけど、きっとやりたいこともそれぞれあるし、他の4人も違う場所で好きなことを頑張っていてほしいなと今は思います。でもやっぱり最後まで続けてくれた本嶋くんには感謝しかないです。日本一になるためのメニューを一度もサボらず100%続けてきた人の同期だったことをすごく誇りに思います。主将になってからも部のことを考えていたことは私が隣で一番見ていて、五大でエイトを出したことも、怪我で全日本出られなかったのに毎日サポートに徹していたことも、いつもみんなが息抜きできるイベントを考えていたことも、誰にでもできることじゃないと思います。どんなに忙しくても、嫌なことがあっても次の日には変わらず練習をして、なんでそんなに頑張れるのか心底不思議に思うこともありました。
本嶋くんのレースは土曜日で終わったけど、日曜日も朝早く起きてサポートの手伝いをしてくれたし、もえぴーのレースが終わるまで自分の悔しい思いを人には見せずにいて、最後の最後まで主将を全うしていました。だからこそ、本当に、心の底から結果を出して報われてほしかったと思います。
ボート部に入って、努力がそのまま結果に繋がらないシビアな現実をたくさん見てきました。私の4年間を一文字で表すなら「悔」を選ぶほど、悔しいことが多かったです。でも同時に、頑張っている人に対して、自分のこと以上に喜んだり悲しんだりできることも知りました。
悔しいことも多かったけれど、みんなが漕ぐ姿を見るのはやっぱり好きだし、クリスマスや節分、ひな祭りをやって、スイカ割りやって、他大と合宿して、みんなで誕生日祝って、ポケモンやって、みんはややって、映画見て、くだらない話で笑い合って、、本当に楽しかったこともいっぱいありました。もうあの時の日常が思い出になることが少し寂しいし、今の部員たちにも練習以外の楽しい時間を大切にしてほしいと思います。
今日のブログのタイトルは、いつだったか名言カードのガチャガチャみたいなものを引いたときに出てきた「見えないところにヒーローはいる」という言葉から取りました。すごくマネージャーっぽい!と思って、そういう気持ちで頑張ろうと思っていたのですが、振り返ってみても周りの人達の方がよっぽどヒーローだったなあと😓
運営面では監督やOB会の皆様に面倒見ていただいて、コーチはいつも私には勿体無い言葉をかけてくださって本当に感謝しています。私がいっぱいいっぱいになっているときに気づいて言葉をかけてくれる同期や後輩たちに助けられたこともたくさんありました。
マネージャーのみんなは特にこの1年間、頼りない人間に付き合ってくれてありがとう。結果が直接出るわけじゃないこの役回りは大変だけど、それぞれモチベーションを見つけて部を支えていってくれたら嬉しいです。
私はこれで引退ですが、ボート部のみんなには、お互いに思いやりとリスペクトをもってこれからも頑張っていってほしいなと思います。そして私たちが届かなかった日本一に届く日が来ることを願っています。
部活を通して関わってくださったすべての人達に感謝します。今まで本当にありがとうございました。