みなさんこんばんは。3年の本嶋です。インカレの振り返りについて書かせていただきます。
[TT]
とてもわくわくして挑みました。緊張ってよりも楽しみだなって気持ちの方が大きかったように思います。なんといっても初めてのインカレですから!
レース中意識することとしては、まずレートを38から落とさないこと。そしてとにかくリラックスすること。艇を1本1本はじき出すいわゆるイメージを大事にすること。(キャスターって呼んでました。キャスター付きの椅子をポーンてやるイメージ)
最初のスタートに関しては、気づいたら始まってました。正直理想的なスタートではなかったかなと。何回もスタート練習したのに、やはり本番になると“本番”ってなってしまいます。焦りとか力みとかがあったのでしょう。でもだんだんリズムに乗ってきて、キャスターのイメージもうまくはまりました。そして橋を過ぎたあたり(500mくらい)でレートが少し落ち始めました。すかさず湯本さんからアツいコールが入りました。「レート余裕だな!」って。で、またレートを上げました。でもまた落ちてきて今度は板倉から「レート2枚上げよう!」ってきました。それでまた上げましたがまた落ちてきてそのたびに上げようとしましたが結局最後36位まで落ちてしまいました。レース中バウスリーが本当にいろいろコールをしてくれて私は正直返事しかできなかったですけど、楽しくレースができました。漕ぎの感触もよかったです。このレースでは日体大が1艇身抜けてて、後はみんな団子でした。その団子から抜け出して他の大学を突き放せなかったのが甘いとこだなと思います。あと自分が全然周りを見られてなかったのも。でもあんなに他の大学と競ったレースをできたのは本当に楽しかった!
[予選]
何としても1位をとって準決勝決めないとなという気持ちでクルー全員挑みました。でもやっぱりスタートは固かったです。このレースで印象的だったのは髙松です。髙松がレース中よく周りを見てくれて、都度的確なコールを入れてくれました。湯本さんと板倉もうるさいくらいにいろいろコールしてくれました。でも結局最後はレート落ちちゃったな…。ストロークとして反省です。もう最後の方はよく覚えてません。結構めちゃくちゃな漕ぎだったかもしれません。ただ、視界にとらえていた、明治と東経以外の大学からは最後まで逃げ切れました。クルーで一体となって、試合の流れを見ながら他の大学より少しでも先にゴールするレースの楽しみが分かったレースでした。でも結果的には組3位で準決勝にはいけませんでした。
こんな感じでインカレが終わりました。結果としては悔しいけれど、今できることは全部出し切りました。
そして、こんなにインカレで頑張れたのも、支えてくれた皆さんのお力あってこそです。
朝早くからビデオ撮ってくれたり、毎日本当に美味しいごはんを作ってくれた部員のみなさん、本当に感謝しています。テスト期間で忙しいはずなのに。当日も冷えたタオルや糖分を用意してくれたりと本当に助かりました。そして夏休み中ほぼ毎日私たちの練習を見てくださった中上さん。中上さんは私たちが勝つことを信じて指導してくださり、そのご指導なしではここまでうまくなれませんでした。また、ここまで私たちを見守って頂いた監督、そして応援していただいたすべてのOB・OGさんに感謝しております。
あとは一緒に乗ってくれたクオードのみんな。ボートを漕ぎ始めて全然日が浅い私をストロークにのっけてくれてありがとう。クルー艇はストロークの漕ぎに合わせる面があるから、自分の漕ぎでいいのか…?とか湯本さんの方がうまいよなぁ…とか自分がうまくならんとダメじゃんとかまあ色々考えました。そんな私でしたが、みんなが漕ぎをストロークに合わせるっていう気持ちで漕いでくれたのは正直すんごい嬉しかった。結局さいごまでいいストロークではなかったと思うけど。クルーに関して言えば、湯本さんは練習から的確なフィードバックを沢山くれて確実にクルーをいい方向に持ってってくれたし、髙松はなんだか私と漕ぎの流派が同じみたいで?クオードのリズムを作ってくれた。板倉はクオードのバウのコールとか責任重大で大変だったと思うけど、最後はほんとに頼もしくコールをしてくれた。で、最後の方は全員が勝ちに向かって試行錯誤してて最高だった。この緊張感を1年やってけば絶対いけるよ!っておもいます。
最後になりますが、もう本当にみなさんに支えられていることを実感したインカレでした。支えてくれている人の分も頑張らないとと思っていただけに、いい結果が残せなかったのは申し訳ないです。ただ、このインカレで得た経験は必ず部の財産になったと思います。今回出てみて、全然戦えるなという感触をつかんだので、来年に期待してください。決勝Aいけます。本当に。