荒川試乗会

こんばんは。
漕手二年の福海です。

ブログ投稿が久しくなってしまいましたが、今日は戸田にて新入生歓迎会の試乗会がありましたので、まずはその報告をしたいと思います。

新型コロナウイルスによる社会的な自粛ムード、要請により1年生へのアプローチの機会も減り、海洋大漕艇部では今日、ようやく試乗会です。
天気は昼頃にちょうど快晴となり、11月とは思えないほどに汗ばむ陽気となりました。
コースは大会により閉鎖されているため、荒川にクウォードを出しました。
今日は艇庫に集合したのち軽くボートの説明をし、部員混合のエルゴレースを行い、荒川に漕ぎ出しました。

1年生は(2、3年生も?)少し緊張しながらも楽しんでくれたようで、慣れないボートの動きに戸惑いつつも、艇の動きに新鮮さを感じたようです。
自分が初めてボートに乗った時に感じた、水の上を音も少なく滑っていくあの感覚や、水のとてつもない重さを、さらに言えば、ボートのフレッシュマンとしての本人にしか感じられないような新感覚を、1年生が感じてくれれば新歓としては良かったと言えるのではないかと思います。

来てくれた4人の1年生は皆優しく明るく、それは、同期でもシャイな湯本が「話しやすい」というほどなので、迎える側としても大いに楽しかったです。

まだまだ試乗会は開催されますので、焦らず、しかし積極的に、ボートと漕艇部を知ってもらえるように頑張っていきたいと思います。

荒川へ
コースよりは解放感があるかな
乗艇の頃には晴れ過ぎず曇り過ぎず

こんにちは

漕手一年の福海です。

公開操作が完了していなかった様で、少し遅れての投稿になります。

さて、だいぶ前の話になりますが、タイトルの通り、朝練で沈練習以来の沈をしました。

この日、堀君とのペアはまだ慣れなかったのですが、前日の朝練でメニューを終わらせることができず、今日こそはと意気込んで乗艇しました。この日はだいぶ調子は良く、艇の進みも悪くはありませんでした。

しかし、メニューの最後の片道を漕いでいた時です。

「なんかもっさりしとるなぁ!」

「もっとしゅーんと漕ごうや、しゅーんと!」

いずれも堀君の言葉です。練習も終盤になり、艇のバランスも安定し、少しずつ出力も出せる様になってきたため、より出力を艇の進みに変えたかったのは自分も同じです。

しかし漕ぐことで頭が一杯だった僕の耳には、堀君の立派な広島弁と曖昧過ぎる「しゅーん」からは意図が全く伝わってきませんでした。

「え?なんて??」叫び返すと

「だから、もっとしゅーんと漕ごうや!!!」彼からはもう『しゅーん』以外の答えは聞けなさそうでした。

「あ??どういうこと????」

次に堀君が何か叫ぶ前には艇は180度回転していました。人はこう言ったアクシデントの瞬間はスローに感じると言われることもありますが、この時は全くそんなことはありませんでした。まさに『あ』っと思う間に、戸田の水面を正に下から見下ろす形になりました…

この日は気温は10度を切り、水も身を切るように冷たかったです。

話は少し飛びますが、アメリカの保険会社のハインリッヒが提唱したハインリッヒの法則にヒヤリハットという言葉が出てきます。

重大な一つの事故の背景には29の軽微な事故があり、さらにその背景には300のヒヤリハット、すなわち事故に繋がりかねない出来事があると言われます。

今回、沈した後に気づいたのですが、ストロークもバウもかかと紐が付いていない状態でした。これが直接沈の要因になったとは言いにくいですが、沈自体を軽微な事故と捉えると、かかと紐の見落としが命に関わる重大な事故に繋がらないとも考えられません。

これからも水上で全力で漕ぎ続けるためにも、安全には十分配慮したいです。

(堀君曰く、しゅーん、ではなく、シューーン!だそうです。。。)

独りで漕いでみて

こんばんは
漕手一年の福海です
1日遅れの投稿になります

今日から3日間、全日本選手権大会となっております。
生憎ですが大学の授業は通常通りで、テストのある授業があるため今日は大学へ向かったのですが、明日から精一杯応援します。
皆さんも応援よろしくお願いします。

今週になってから沈大会以来のシングルスカルに乗りまして、一人で漕ぐことの過酷さを感じています。
前に座るクルーに合わせて漕ぐ事も、後ろで一緒に漕いでる力を感じることも無いシングルスカルですが、ひと漕ぎずつ、自分の力の加減やブレードの抜けがよくわかるところは、難しくもなかなかに面白く感じます。
イギリス、カナダ、アメリカのナショナルコーチを歴任したマイクスプラクレン氏は、シングルスカルでバランスをとるのはボートの中でもっとも難しいとしており、少しでもうまくない部分があるとバランスはとれず、どこがダメなのかを知る機会を与えてくれるとも話しています。
一人で漕ぐからこそ、よりしっかりと自分の漕ぎを見つめる事になるのだと考えています。

全日本選手権の合間にシングルスカルでのTTを控えているのですが、ベストを尽くせるように頑張ろうと思います。

明日もありますのでここいらで失礼します。
おやすみなさい

夏の果

こんばんは
漕手一年の福海です。

気がつけば夏季休業も残りわずかとなり、把握しきれていない課題の得体の知れない恐ろしさに震えています。

最近は腰の怪我のため乗艇はせず、シングルスカルに乗り始めた1年生の伴チャをしています。
はじめは不安定そうにしていても、なんだかんだ沈せずに漕ぎ切って帰ってくるのを見ていると、流石だなと思うと同時に、自分も乗艇したいと思う気持ちも大きくなるのを感じます。

怪我の功名と言いますか、中上コーチに伴チャご一緒させて頂き、アドバイス頂いたり、長時間見続けていられるからこそ得られるものもあると信じて頑張ります。

短いですが、もう消灯の時刻ですのでここで終わります。
おやすみなさい

東工大合同練習

こんばんは
1年漕手の福海です。
申し訳ありません、1日遅れの投稿です。

2日前の4日、日曜日は東京工業大学端艇部との合同練習でした。
午前中に、荒川へ両大学混合のエイトを出艇し、練習とレースをした後、午後はエルゴリレーと海洋大方式のトレーニング、C-2アレンジを行いました。

エイトの乗艇については、明日に同じく1年漕手の内田が書いてくれると思うので、僕はエルゴリレーについて書かせて頂こうと思います。

エルゴリレーは海洋大と東工大混合の5人制チームで3チームの対決となりました。
細かな経緯は割愛しますが、僕はエルゴリレーのアンカーを務めたのですが、東工大の1年生や1年の岡本が作ってくれた50mものリードを、最初こそ調子よく引いていたものの、みるみるタイムが落ちてしまい、最終的には1秒程の差をつけられて決着が着いてしまいました。 優勝チームのアンカーは東工大の1年生でした。

とても悔しかったです。
東工大との合同練習の中であったことももちろん、直前の15分エルゴの練習で岡本君よりは良いタイムを出せていたのに、不甲斐ない結果に終わってしまったことも非常に残念でした。

実は、練習後には1年生どうしで夕食を食べに行ったのですが、隣で食べていた東工大の1年生に負けじと沢山食べていたのですが、僕よりネギトロ1杯とうどん少々分負けてしまいました。 とてもとても悔しかったです。

この悔しさをばねに、エルゴにも飯練にも手を抜かずこれからも精進していこうと思います。

P.S.1年生数人と西川先輩で稲毛海浜公園プールに行きました!
西川先輩は用事があったそうで先にお帰りになられましたが、とても楽しかったです!
ありがとうございます!

目を閉じているのが僕です(笑)

P.S.村田先輩に艇庫の人数分賄えるような製氷皿を買っていただきました!!!!ありがとうございます!!!!!!!!!

夏休みです

こんばんは。
一年の福海です。
いよいよ海洋大に夏休みがやってきました!
他大より少し早く始まり、だいぶ早めに終わると言われる夏休みですが、充実した夏にするべく、一日一日精一杯取り組んでいこうと思います。

僕は今晩艇庫入りして、リギングを教わり、明日からはいよいよ初スカルに乗艇、練習を開始することになります。
矢田先輩と西川先輩に見てもらいます!

大学に入って初めての夏、覚えなければならないことも、慣れなければいけないこともたくさんありますが、楽しく、厳しく、頑張ります。

理工系レガッタ

こんばんは
1年の福海です
僕も1日遅れの投稿になってしまいましてすみません。

先週末に理工系レガッタに向けて隅田川でフォアの練習をしたのですが、なかなか艇のバランスが安定せず、ブレードが水に引っかかったり、漕ぎが揃わなくなってしまったりして、危機感が膨らんできています。
個人的には、治ったと思った腰痛が再発したようで、今日も昼間には病院に行き、練習は見学をしていたのですが、思ったよりフラストレーションが溜まってしまい、夕飯を食べる前に(腰に響かない程度に)バーベルを(軽く)上げていたら、母親に早く飯を食えと怒られてしまいました。

肉は少し硬かったけど美味しかったです。
理工系レガッタまで残り数回の練習頑張ります。

自己紹介

初めまして。
生命科学部生物資源学科1年の福海貴大です。
幸福の福に海と書いて、ふくかい、と読みます。海洋大らしい苗字で毎度自己紹介は少し楽しみにしています。
都立八王子東高校出身で小学二年から剣道をやっていました。

この度ボート部に入部しましたが、僕も現在剣道部と水中ホッケー部との兼部をしています。
ボート部の先輩方、同期のみならず、他部の先輩方や同学科の同期にも驚かれることもあり、同時に心配をさせてしまうこともあります。
今まで剣道という個人競技をやってきた一方で、ボートという、種目によっては練習の時点からクルーの欠けるようなことがありえない競技を始めるにあたって、兼部は安易な気持ちでできるものでは無いとは感じていました。 幸いにも、兼部している部は人数の関係等で、ある程度の日程の融通が効くように思っています

しかし、今現在、予定の調整や連絡等で、部員の方々には、特に先輩方には迷惑をお掛けして、また複雑な思いを抱かせてしまっている現状があります。 これは自分の至らなさが原因だと感じており、これから艇庫生活が始まり、よりボートに打ち込んでいく上で至急解決するべき課題です。
僕は大学に入学した時点ではボート競技の存在も知らず、半ば強引に連絡先を握られてしまった勧誘を受けて、週末にナックルのエイトを漕がせてもらい、実際に漕いでいる先輩の姿を見せて頂いた時に、どうしてもここでボートを漕ぎたいと強く思いました。 中途半端には終わらせたくはないですし、それでも他のことにも打ち込みたいと決めたからには他で手を抜くこともしたくはありません。
これからいろいろな場面でたくさんの人の力を借りてボート部生活を送ることになります。僕は人よりたくさんの力を借りることになると思います。それでも決して迷惑をかけることはせず、常に感謝を忘れないようにしようと思います。 漕手としても、そして部員としてもまだ半人前ですが、どうぞよろしくお願い致します。

次回は同じく漕手の堀です。