こんにちは、環境3年マネージャーの今橋です。
水産専攻科進学の必修である、乗船漁業実習Ⅱ通称1ヶ月航海に参加してきました。期間は7/11-8/10です。ついこの間下船したわけです。
私は海鷹丸に乗船し、屋久島、博多、新潟、青森に寄りつつ、その間にトロール操業、イカ釣り操業、航海当直、機関当直、舷門当直その他課業を経験しました。
特に寄ってよかったなと思ったのは、青森港です。それはちょうどねぶた祭りに重なっていたからです。最初はねぶた祭りより、神鷹丸が函館に行っているのが羨ましいと思っていましたが、実際は青森で正解だったなと感じるとても素敵な祭りでした。人混み嫌いでも楽しめます。これは生で見るのが一番なのでぜひ、行ってみてください。
一番辛かった作業は、ゼロヨンの航海当直からのトロール操業です。ゼロヨンの航海当直は、ボート部以上に人権がありません。作業がなければ朝四時から昼休みまで寝られますが、朝8時くらいからトロール操業があったのでほとんど寝られないまま炎天下のなか作業着とカッパとなが靴と軍手を身につけて作業にかかりました。体力もそうですが、精神的につらかったですね。
全体を通してみると、始まる前は毎日合宿してるし、共同生活にもなれてるので、1ヶ月なんぞ大したことはないと思っていましたが、実際は、決められた時間に間に合うように行動すること、他人のことをしっかり考えて行動することや、互いに協力しあうことなどが必要でなかなか容易ではない1ヶ月でした。ボート部のこれまでの生活に匹敵するくらい大変な1ヶ月でした。
これから、またボート部での生活になりますが、実習で得たものを生かしていきたいです。また後輩にはこの1ヶ月航海、参加することをおすすめします。
ちなみに水産専攻科に進むかは悩み中です。
海鷹丸(国際総トン数3391トン全長93m)