強さとやさしさ

皆さまご無沙汰しております。
大学院一年目の松本です。

海鷹祭では、みんなでカニ汁を売りまくりました。
ずっとカニのかぶりものかぶっていた丸山は「頭の中がカニ味噌になった」(山﨑談)ため奇行を繰り返していました。

海鷹祭でのハイライトは2日目のビンゴ大会でした。
ディズニーペアチケットを狙って、堀、丸山、湯本、山﨑と26枚ものビンゴカードを購入して参加しました。

部員でワイワイしていた近くに小学生くらいの男の子がいました。その少年はすぐに浅草花やしきのペアチケットを当てていました。一方、我々は全然当たりません。
そして、その少年はそのあともすぐにリーチになり、「リーチだよ!!」「釣り竿セットかクジラのぬいぐるみが欲しい!」と僕たちに話しかけてきました。
我々も複数枚がリーチになりテンションが上がっていたところだったため、「やるやん!」なんて話していると、その少年は「僕は花やしきのチケットあるから、もし釣り竿セットかクジラのぬいぐるみ以外が当たったらあげるよ」と言いました。『僕』(あとたぶん湯本)はテンションマックスだったので「オッケーオッケー、ありがとう!ありがとう!」と、いつものように適当なことを言っていました。

そして、とうとう最後の番号が発表されました。湯本がビンゴを達成して景品の引き換えに行きました。そして同時にその少年もビンゴ達成、ダッシュで引き換えに向かいます。

が、残念なことに、残りの景品の数よりビンゴになった人の方が多く、湯本は海鷹祭実行委員とのじゃんけんに敗れ、我々は26枚の紙屑とともに出店ブースに帰りました。

沈んだ気持ちてしばらくカニ汁を売っていると、ビンゴで出会ったあの少年が東武動物公園のペアチケットを持ってやってきました。
「約束したからビンゴで当たったのチケットあげるよ」と言うのです。
なんと、カニのかぶりものをかぶっていたことを手掛かりに我々を探しに来てくれたのでした。
さすがに受け取れないと言っていたのですが、親御さんも「どうぞ受け取ってください」と言ってくださったので、カニ汁(カニ爪Maxバージョン)と交換することにしました。

なんていい子なんだと部員全員が感動していると、しばらくたってまたその少年が帰ってきました。
「やっぱりチケット返そうか?」というと
「カニ汁おいしかったって言いに来ただけだよ」
「明日も売れたらいいね」と言ってまたダッシュで帰っていきました。

ブースには温かい空気が流れ、目を潤ませる部員すらおりました。

というわけでその男の子のおかげで、とてもうれしい気持ちになりました。
それだけで海鷹祭に出店していて良かったなと思いました。

最後になってしまいましたが、出店にご協力してくださった安藤さん下田さん、海鷹祭に来てくださった保護者の皆様、OBOGの皆様、ありがとうございました。

今週末は東日本選手権です。
頑張っていきましょう。

働く人に比べれば

こんばんは、大学院一年目の松本です。

今日は高校のときの友達の準硬式野球の試合を見に行きました。
前回見に行った時は強豪相手に7回2失点とかで勝ち投手になっていたので期待していたのですが、残念ながら今日は同じ相手に負けてしまいました。強い相手に挑む姿はかっこよかったです。

で、いま僕は戸田で国体の練習をしています。
僕が最初に国体に出たのは三年生の時でした。選考に出ても恥をかくだけかと思っていました。しかし運良くダブルで国体に出ることになりました。
選考に行った際、働きながらクラブチームで漕いでいる方々に出会い、大学四年生のインカレ後もボート漕ぐという選択肢を知りました。フルタイムで働きながら、ボートを漕いでいる人もいるのだなあと。かっこいいなと。それが一番大きな収穫でした。

今年は三年生の時と同じくローイングドクター中村さんと出ます。
リベンジのチャンスがあるというのはラッキーです。
この前、中村さんがブログでその時の僕のことを「ボートを覚えたての大学生」と表現していました。三年生のインカレが終わっていてもボート覚えたてという事です。ボートは奥が深いようです。
フルタイムで働く社会人ローヤーに刺激を受けている話はもう少しあるのですが、明日の朝練がえらいことのようなので寝ます。

おやすみなさい。

ほんとに長い

こんばんは。大学院1年目の松本です。

今回のブログでは、阪神タイガースの「セクシータイム」ソラーテ選手が入団後48日で解雇&帰国した事件か2018年シーズンに片岡打撃コーチが背番号「81」を「80」に変更したという大ニュースについて書きたかったところですが、さすがにインカレについて書きます。長くなります。

応援してくださった皆様本当にありがとうございました。矢田くんもブログで書いていましたが、皆様の応援が力になりました。特に決勝は5レーンだったこともありめちゃくちゃ聞こえていました。

いろいろと裏事情的なこともつらつらと書いていこうと思います。飛ばし飛ばしで気になるところだけ読んでください。

【新艇】

日大に最後差されなかったのは本当に新艇のおかげです。

僕の1つ上の先輩の長谷川さんのブログにあるように海洋大は15年ほど艇を買っていなかったのですが、僕の3つ上の先輩の川畑さんを中心とする若手OBの方々が新艇を買うように働きかけて下さり(この時の僕の1つ上の先輩の藤田聡平さんのご尽力は忘れません)、そのムーブメントがつながりダブルスカルも買っていただけるはこびとなりました。

現役時代に買えなかったにもかかわらずご尽力くださったということを忘れずに僕もそういうOBになりたいと思います。

【新歓】

4月は新歓に集中してあまり練習できなかったにも関わらず、去年よりも結果が良かったのは不思議です。なぜでしょうか。

実働7人で15人入部はよく頑張ったと思います。特に2年生の頑張りはすさまじかったです。僕らの代のせいで人が少なくて大変だったのに文句も言わず頑張ってくれて本当にありがとう。

【実習】

前にブログで書きましたが、僕はゴールデンウィーク明けから8月頭までの3か月ほとんど戸田にいませんでした。これでも何とかなったのは絶対に矢田くんのおかげです。暑い中シングルでひたすら漕ぎこみ、クソ雑魚の僕と乗ってくれるなんて本当にいいやつです。

あとは二週間ほど岩手で漕げたことも大きかったです。ご協力くださった方々ありがとうございました。

【むらっちゃん】

引退おめでとう。予選から声がガラガラになっていて実は熱い男だというのはみんなにばれてるよ。ブログでラインを晒したことについては10月に恩赦あるらしいのでしゃーなしで許す。あとは村田さんの方が早く就職されるということで、ご飯に連れて行ってくださるとうれしいです。

【インカレ】ここでは大会期間中の詳細を書いていきたいと思います。

1日目予選。組1着で準決勝進出を決める。全体のタイムとしては7位。1位仙台大学とは約10秒。感覚的に二人の漕ぎが合っていないと思っていたため、去年よりも行けそうな予感はした。

2日目敗者復活。予選ではリラックスは良かったがドライブの強さに不安が残った。それは中上さんとクルー共通の認識であったため、朝にMax500mを実施。1:32 くらい。朝練後、矢田くんはテストのため大学へ。一方の僕はゼミをサボる。矢田くん偉すぎる。ちなみに女子ダブルも大学に行っていた。偉すぎる。学習院の付きフォアのレースは負けてしまったけど感動した。準決勝の組み合わせがでる。面白いレースができるとも思ったが怖さもあった。茨城大学の友達に「行けるでしょ」といわれ非常に勇気づけられる。

3日目準決勝。僕の鬼門の準決勝。付きフォアで出た3年次には力任せに漕いでしまい、ボロボロ。片桐さん長谷川さん藤田さんの引退レースにしてしまう。4年次は、予選は上がったが2日目に調子を崩し、何とかレース中に修正するも0.3秒差で負ける。そういうこともあって力が入るかと思った。「柔」(矢田くんの前のブログ参照)を発艇直前と1000mくらいで思い出し、集中できた。レース前から話していた「出られている状況でいかにリラックスできるか。自分たちのやるべきことに集中できるか」というところを二人で出来たことは大きい。この成長だけで一年間余分にボートを漕いだ甲斐があったと思った。1000mあたりで追いつき前に出たときに、前日の学習院のレースを思い出し一気に引き離すつもりで行く。それが良かった。立命館と法政は藻について抗議していた。かわいそうであったが自分たちに運があった。藻刈りしてくださった方々ありがとうございました。 ラストスパートは不発。タイムは決勝進出クルーで最下位だったが二人とも全然いける気でいた。

4日目決勝。海洋大学になって初めての決勝ということでうれしかった。

めずらしく矢田くんが緊張。一方の僕は腑抜けでぼーっとしていた。そのため朝のコース閉鎖時間が6時ということを知らず、5時56分に乗り始め注意され気づくという体たらく。急いで荒川に行くもフィニッシュは合わず進みも悪く、昨年の準決勝がフラッシュバックする。中上さんのアドバイスで少し良くなるもイマイチ。いろいろと考え始める。ただ、もう一つのアドバイス「気にしすぎない」ということを胸に岸けり。けりだしには多くのOBOGの方が来てくださっていて、自分の目標の一つ「OB会を含めた、海洋大ボート部を盛り上げる」が少し達成されたことを実感。発艇台につけても僕は緊張感や集中力がなく「これあかんやつや、最下位になるやつや」と思う。そこでなぜ「あかんやつ」と思ったか考える。「あかんやつ」→「勝とうとしている」→「勝つと思うな負けてもともと」という「柔」理論をもう一度引っ張り出して、スタート。レースが始まってみれば大丈夫なもので、二人で声を掛け合いながら、レースに入っていけた。(「負けてもともと」と言っていますけど、矢田くんも僕も負けん気がないわけではないです。心の底の根性はこのクルーの強みと思っています。)仙台大学は速かった。一度思いっきり後ろを見て上げて行ったが、最後まで見えなかった。レース後、いろんな方が喜んでくださったのがうれしかった。

【ボート仲間】

インカレ期間中、本当にいろんな人に応援してもらいました。外語大も練習時間をわざわざずらして伴チャしてくれたそうです。東工大や東大の同期はもう一回漕ごうかなと思ってくれたみたいです。またレースできるとなったら一番うれしいです。学習院の矢田くん応援隊。国体で知り合った仲間。特に理由はないけど海洋大を応援してくれた人(インカレナイトで結構いらっしゃった)。そういういい人に会えるというのもボートの良いところかなと思います。

【ちょっと思うところ】

贅沢ですけど、なんとなく僕はむなしさもあります。「よくやった」と言って下さることは多かったですが、それは結果ありきだからと思うからです。もし同じ過程で敗者復活で負けて、過程を評価してもらえるだろうかと。べつに暗いこと言いたいわけではないです。言いたいことは、部員の努力の過程を一番わかっているのは部員だと思うので、部員同士お互いに過程を認めあうのが大事なのではないかなーということです。

【これから】

僕はまず国体あるので頑張ります。巷で話題のrowing doctor中村大地さんと出ます。矢田くんは去年のブログで「上にあと4大学いる」と書いていましたが、「今年もまだ上に1大学いる」ということを忘れずやっていこう。一年生はある程度の覚悟はもってやっていきましょ。インカレに出てくる人はみんな毎日必死に練習しています。インカレの結果を見てもやはり大学から始める人が勝つのは簡単ではないです。僕らも経験者とM1だし。でも全然病なくていいし気楽に楽しく。OBOG並びに海洋大ボート部ファンの皆様、海洋大ボート部は、このインカレをきっかけにさらにレベルアップしてまいります。よろしくお願いいたします。

 

本当に長くなってしまいました。最後まで読んでくださった方ありがとうございます。

ついでに、と

こんにちは

大学院一年目の松本です。

9月5日(木)~9月8日(日)の全日本大学選手権(インカレ)は三年主将の矢田くんとダブルスカルで出漕予定です。

僕は何かのついでにインカレに来ていただくため方むけに、行けそうな周辺施設とイベントについてお知らせします。

①映画のまち調布花火2019

9月7日(土)多摩川周辺です。一万発打ちあがります。

僕は昨年行きましたが、戸田の花火と甲乙つけがたいくらい良かったです。

②そごう大宮店10階屋上ビアガーデン

4月26日(金)〜9月30日(月)

大宮のビアガーデンです。

観戦後に海洋大ボート部ファンミーティングでもやってください。

僕は先週行きましたが、外で飲むビールは最高でした。

③タピオカランド

8月13日(火)〜9月16日(月)

なにかと話題の原宿のタピオカが飲める施設です。

僕は青森から帰ってすぐ行きましたが、タピオカにはまりました。インスタ映えです。(ブログ書くときに、最初に大学「院」と入力したため、一回目は「院スタ映え」と誤変換した、想像するに地獄絵図。)

3つしか見つけられませんでしたが、どれも最高です。

と色々書きましたが、

まあ、行ったエピソードは全部フィクションです。

どれも行ったことないです。

3つ全て嘘だと見抜いた方

松本理解度80%:ありがとうございます。僕のことをよくご存知ですね。ぜひインカレ応援にいらしてください。

2つ嘘だと見抜いた方

松本理解度60%:そこそこ。

1つ噓だと見抜いた方

松本理解度40%:僕のことを知りにインカレ来てください。

嘘を見抜けなかった方

松本理解度100%:僕が今まで嘘をついたことがないということを知っていただけに裏をかかれてしまったのだと思います。(このブログで人生で初めて嘘ついた)

ただ、そんな人々がだまされてしまうのは悲しいです。ネットには嘘があふれています。気をつけてください。

インカレと同時開催で「だまされるな!ネット犯罪」という講習があるのでぜひ戸田公園に来てください。

最後に意気込み

気負わず漕ぎます。ただ、

このインカレで四年の村田は引退です。

村田にはお世話になったので、気持ちは強くもって漕ぎます。

漕いだところで恩は返せないと思いますけど、僕らしいことは漕ぐことのような気がするので。

はい、イキリました。

以上

活動報告的な

お久しぶりです。
大学院一年目の松本です。

ゴールデンウィーク明けから8月7日まで、だいたい三ヶ月ほど実習に行っていました。
基本的には青森にいました。
運が良いことに宿泊先にエルゴを置くスペースがあったので、貴重なエルゴを送ってもらい、そこでトレーニングしていました。
OB会ご協力とご支援に感謝申し上げます。
現役のみんなもありがとう。

6月は色々あって1週間ほど帰京できたので戸田で練習していました。また、上手いことして兵庫に帰り国体の選考にも出ることができました。(国体はダブルで出られそうです。それについてはまたブログ書けたら書きます。)
岩手にも2週間ほどいたのですが、色々な方のご厚意により某所で乗艇する機会をいただきました。というわけでエルゴばかりというわけではないです。

青森でのエルゴについてはリアルに50回ほど心が折れましたが、熱気のこもったガレージの中で暑いので仕方ないなと大甘な心で繋ぎ止めました。

研究については、基本的に定置網漁に同行して、魚の大きさをひたすら測っていました。脳も筋肉になってしまいましたが、筋肉量が増えたので結果オーライ。
僕の研究にご興味を持ってくださった方は「クロマグロ 定置網」とか「クロマグロ 漁獲規制」とGoogleで検索していただければと思います。

週6日午前と週5日午後にboat(漁船)に乗っていたので「水上の時間」は日本一かもしれません。まあこれが言いたかっただけです。はい。

東京に帰ってきたときは熱気と湿気にビックリしました。
「ここはインドネシアか?」と思いました。
インドネシア行ったことないけど。

で、いきなり翌朝からクルーリーダーの矢田くんにダブルで24kmも引きずられました。

矢田くんはインカレに向けて気合バリバリ元気モリモリです。

そして僕はボロボロになりながら登校して、研究室に辿り着いた訳ですが、そこからが大変でした。

超絶怒涛の頻尿になりました。

疲れたらそうなるんですかね。

でも今はもう大丈夫です。

と、膀胱も文章もきっちり締まったところでやめさせてもらいます。

ではまた

西村ヒロチョがボートを漕いだら

お久しぶりです。四年の松本です。

追い出しコンパに来てくださった方々ありがとうございました。 忘れられない思い出になりました。


言い忘れた事をひとつだけ。

来年以降、海の森でのレースの増加に伴って、OB会からのご支援が今まで以上に必要になると思います。よろしくお願いいたします。



矢田くんや曽我氏のブログにあったように、大学院進学予定なので、まだ漕いでいます。 


「なぜ、全日本選手権にでなかったの?」

「なぜ、まだ漕いでいるの?」

という事を聞かれることがあるので、それについて。


全日本選手権はシングルで出る予定でした。

実験と被ってしまい、石川県にいました。

以上。

 

 

 

 

 

なぜ、まだ漕いでいるのか?

 

それを言葉にするのが難しいです。

茂木前監督が「なぜボートを漕ぐのか」と部員に問いかけていた事を毎日思い出します。

 

ぼんやりと思うのは、ボートの面白さが他のことには代えられないから、という感じです。

レースで並んでいて、めちゃくちゃキツいけど、スピードは落とせない。みたいな。

それ以外にも、面白いと思うところはまだまだあります。

ボートを通じて出会う人も、いい人多いですし。

 

ただ、12月は、起きた時「あぁー、寝むたい。こりゃ練習できん」という感じでした。

後輩たちが一緒に練習してくれているので、なんとかなっています…

(東大の同学年の福間も練習しているので、コースで見ると結構頑張れます。)

 

5月の全日本選手権も9月のインカレも出られるか分かりません。

なので、「なんで練習してるんや?」となるときもあります。

 

そんな中で、ふと思い出したことがありました。

2018年10月17日付けの日本経済新聞、夕刊のプロムナードに掲載されていた、「夢を漕いでゆけ」という俳人の神野紗希さんのコラムです。

内容は

「Row、row、row、your boat 」という童謡を神野さんが2歳の息子に歌ってあげていました。

そこで、「がんばっていきまっしょい」で有名な松山東高校出身の神野さんは、高校時代に放送部に入り、ドキュメント作品に女子ボート部を取り上げたことを振り返ります。

以下引用

『海辺での練習風景の撮影は忘れられない。

翡翠(ひすい)の海を滑ってゆく、針葉のようなボートの光。優しい波音にやわらかく重なる掛け声。水平線に夕日が触れて、海が金色に染まるころ、部員はボートを艇庫にしまい、ありがとうございました、と海へ一礼した。

海に礼桜紅葉の艇庫から

紗希

そのころ俳句をはじめたばかりの私は、ファインダー越しの真摯な姿を句にも詠んだ。体験は俳句を輝かせる。放送部の映像作品とは違うが、これも、あの秋のドキュメンタリーだ。

冒頭の歌は「Life is but a dream」、人生は夢にすぎないと、やや厭世(えんせい)的な歌詞で終わる。たしかに人生は夢のように儚(はかな)いかもしれない。でも、人生には夢のように美しい瞬間もある。あの秋、編集作業にこもる夜の部室で、画面に繰り返し再生された海光は、闇の中、本当に夢のように、美しく輝いていた。』

 

さっすが、いい事を書かれるなー 、と思いました。


鏡のような水面を漕ぎ出すとき

艇上から流れ星が見えたとき

しんどい練習後半に、朝日が昇ってくるとき

クルーの漕ぎが合って、艇が飛ぶように進むとき

僕たちのレースを見た方が喜んで下さるとき

 

ボートを漕いでいるからこそ、見られる美しい瞬間はあるなと思います。

辛くなると視野が狭くなってしまいますが、そういう事を忘れずに、一日、一日ボートを漕ぎたいと思います。


ところで ”Life is but a dream” は主に五大学のOBOGで構成されたペンタローイングクラブのブログの副題でもあります。

OBOGの皆さま、ボートを漕ぎましょう!

新艇と大学ホームページ

こんばんは、主将の松本です。

 

このブログでは、書いていなかったのですが、このたび新艇(シングルスカル)を買っていただきました。

おそらく15年ぶりくらいに海洋大に艇がやってきました。

本当にありがとうございます。

命名式は10月にあるようです。

おそらく僕は実習でおりませんので、この場をお借りして、御礼申し上げます。

 

僕が入部してから、OBOGの方々のご支援により艇庫が改修工事され、女子艇庫も建設されました。

ありがとうございます。

 

僕がボートを続けている理由に「先輩によく面倒をみていただたから」というのがあります。

ちょっと考えてみると、僕がお世話になった先輩方も、そのさらに上の先輩にお世話になったということですよね。色々な方に言われますが、強いときも弱いときも、絶えず続いてきた、そういう、創部以来の積み重ねで僕がボートを漕げていることは忘れたらだめだなーと思います。

 

ボートを漕ぐことで、受けたご恩をお返しすることはできないと僕は思っていますが、現役のレースを見る方が「面白いな、見に来てよかったな」と思っていただけるように、後輩とトレーニングを頑張りたいと思います。

 

 

そういえばインカレについての記事を大学のホームページに載せていただいています。

https://www.kaiyodai.ac.jp/topics/students/201809211342.html

これについて学生課の方とメールや窓口でやり取りしたのですが、このような小さな記事でも丁寧に時間をかけて作ってくださいました。

ありがとうございます。

 

台風が心配ではありますが、30日から国体のレースが始まります。

他大学の選手と兵庫のダブルで出ます。

頑張ります。

膝まで浸かって帰った、その翌朝

こんばんは、四年の松本です。
まだ主将です。とりあえず次は国体です。
 
そういえば、この前は矢田くんの「まだ上に4つもいます」というブログを読んで、ハッとしました。
インカレ優勝を掲げながら、終わったら「もうちょいでメダルやったのに〜」的に考えていたので。
ダブルで優勝した日体大とは明確に大きな差がありました。まだまだです。
 
 
また、全日本選手権はフィールドワークのため、出漕は難しくなりました。
応援に来ようと思っていらしゃった方、すみません。(そんな人がいないとしても、まあ)
まだ確定ではないですけども。
ヘッドオブアラも怪しいので、そうなると国体終わると次はマシンローか!?という感じです。
 
10月のフィールドワーク予定が決まった日は、割とショックでしたが、粕谷と西川がテスト中にもかかわらず、乗艇するとの事で、一緒にダブルに乗ったりして、なんとかトレーニングできました。
 
矢田と鴨下もケガしている中で、自分で考えて、予想以上にハードなトレーニングを頑張っています。そういうのを見ると僕もなんとか頑張れます。
 
 
明日はエルゴ2000TTです。
 
僕は2月25日以来なので、ベストが出るとは思っていますが、少しでもよい記録を狙い、絞り出したいと思います。
一年生は初めてです。
粕谷もブログに書いていましたが、18時30分ごろに、念を送って応援していただけると一年生も頑張れるのではないかと思います。
 

ゲリラ豪雨の戸田公園駅の様子を放送しているテレビを撮ろうとした、そが氏「あぁー、容量がいっぱいだー」

ありがとうございました

今日は悔しさを反芻してしまいました。

こんばんは、四年の松本です。

 

昨日でインカレが終わりました。

予選 6艇中1着

準決勝 4艇中2着(1着は決勝に進み、2着が順位決定に進む)

順位決定 4艇中1着(5〜8位決定戦)

5位でした。

 

順位決定で強豪の日大と仙台大に初めて勝つことが出来ました。

良かったです。

 

ただ、準決勝は0.3秒差で法政に負けて、法政は決勝、僕らは順位決定になりました。

そしてその法政が銅メダルをもらっているのを見ました。

良かったですとはならないです。

 

まあ0.3秒と言っても一度も前に出させてもらえなかったので、法政が強かったという事です。

セレクション大学に国立が割って入る、見ている人の血が沸くレースがしたかったです。

 

 

ただ、去年のボコボコにされた、準決勝は自分の一年の成長が出せたと思います。

 

今年も前日の夜から当日の朝、発艇台につけるまで状態はとても悪かったです。

 

ただ、去年の力が入りすぎた失敗を生かして、レースが始まった瞬間からはある程度艇を進めるところに持っていくことが出来ました。

 

もっとうまくできたかもしれませんし、本当に少しの違いです。ここを変えられるまでに一年間かかりました。

まあそんなもんか。

 

 

中上ヘッドコーチが、よく「人が成長するのを見るのは面白い」とおっしゃていますが、ボート部にいると少しわかるような気がします。

同期の今橋はめちゃくちゃ成長しましたし。

 

 

今後について

 

部は、昨日の懇親会でOBOGの方々と一年生から四年生まで口を揃えて「新歓が重要」と言っていたので、今回はやれると思います。

 

僕は大学院に進学するので、とりあえずいけるところまでボートを漕ごうと思っています。

国体は出ますし、全日本選手権もフィールドワークが無ければ出ます。

無理になったら辞めますけど。

 

 

 

監督、コーチの方々、OBOGの方々、海洋大ボート部ファンの方々、ご支援ご協力ありがとうございました。

充実したボート部生活を送ることができました。

 

今後は戸田以外での大会開催の可能性がありますので、更なるご支援ご協力おねがいいたします。

 

 

同じレースは勝負して、違うレースでは応援してくれた他大学の友達、テスト期間には助けてくれた大学の友達もありがとう。

おかげで頑張れた。

 

矢田くんは、今シーズン最後まで一緒にトレーニングした唯一の選手です。

トレーニングは僕が二年生の時とくらべて100倍しんどかったですが、やりきったすごい後輩です。

 

一年生もかなりいい感じですし、今後強くなっていきますよ。海洋大ボート部。

 

P.S.

応援に来てくださった方、ミッフィーちゃんの水筒お忘れです。

 

あと、賞状の写真持っていないのでおくってください。