怒りの主将レビュー ★★☆☆☆

[私の考えるSTAR WARS epi7のダメなところ]

色々とおかしいところ:

・ファーストオーダー(暗黒面に落ちた組織)の目的が分かりづらい → ジェダイ殲滅のため、最後のジェダイであるルークの居場所が分かる地図を手に入れようと序盤は苦戦している様子

・ファーストオーダーは、元老院の様な組織が存在しないのに、一体何に対して大艦隊を、組んでいるのか? → ただ、自分らにとって敵対的な性格を持つ惑星などの破壊活動をしているだけなのか? → 元老院の様な組織がないので、スカイウォーカー家の争いの様に見える

・ハンソロがよく分からないタイミングで急に現れる → 借金に追われていたのは分かるが、レイア姫と平和に暮らしていなかったこと、30年間ファルコン号をどうしていたのかなどの説明がない

・ジェダイはパダワンとして厳しい修行を積んで、やっとアナキンやルークのようなジェダイナイトになるはずなのに、レイは初めてライトセーバーを握ってカイロレンと戦い、後半にカイロレンを圧倒できたのは明らかにおかしい

・あらゆる面で高性能なはずの新デススター?(名前は分かりません)がせっかく建造されたのに、星を破壊する条件(制御部オシレータの破壊?)が簡単すぎる → epi4のデススターの時は、どこに爆弾を投下すべきかの設計図が必要であったのに対して、新デススターは、レジスタンス側のXウイングが何度かピュンピュン攻撃しただけで何故か爆発している

無理があるところ(目はつむれる演出):

・フィンとポーがTIEファイターで船を脱出して、レイのいる大きな惑星に不時着するが、その落下地点がたまたまレイの街の近くであったということ

・新デススターにある、太陽のエネルギーを全部吸い取り、共和国に向けてエネルギー光線として放出する装置

・爆破10分前や2分前などが放送された時に、到底帰れない距離(普通に移動したら30分はかかるであろう距離)に船があるはずなのに、全員無事に船に乗って星を脱出できている → レイやフィンは森の奥で戦っていたはずなのに、チューバッカが爆発するよりも前に船を起動させて迎えに来ている

全体を通した個人的な感想:

・epi4,5,6では見られなかった、顔がアップの場面が多すぎる

・落ち着きがない

・同窓会のように昔のキャラが一同に無理矢理集まる演出は見ていて痛々しい(特にレイア姫)

・フィンが、見ていてビジュアル的に受け付けない

・その他のキャラ(特にカイロレンやポー)も魅力がまるでない

・カイロレンは、生命維持装置ではないはずのに何故マスクをしているのか → 中盤で顔を見せてしまいがっかり… ダースベイダーの真似をしたいだけ??

・良い点はないが、強いて言うならば戦闘シーンのCG映像美とルーク役の俳優が成熟しているところ

・ストーリーや構成が好きなファンをバカにしているような印象を受ける → 監督はepi4,5,6を見たことあるのか? → LOSTの監督なだけあり、中途半端で斜に構えた演出をしていて、スターウォーズでそれをやるのはよろしくないと思う

・続きのあるepiだとしても、1話完結のキレイに終わらせる感じをもう少し出した方が良い

・ただのアクションシーンが好きで、ストーリーの展開にはあまり興味を示さない映画好きがとても面白いと評価しているのが非常に残念で不憫です…

・映画素人にもボロクソに叩かれているが、ルーカスフィルム、ディズニーがそんなんで良いのか!!?

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