4年間ありがとうございました

こんばんは、これにて引退になります、4年の鴨下です。
4年間書いていたブログも最後が来るなんて信じられないなと思いますが、最後と気負わず書いて終わろうと思います。

まず!先日のレースへの応援ありがとうございました!
自分があのときにできるだけのことはできたと思える2000mにすることができました。


そこに至るまでのことを少し書こうかなと思います。


私が前回シングルで2000mを漕いだのは、2年生の五大のときで、その1回きりでした。それはそれは本当に辛くて、真面目に死ぬかと思ったのを覚えています。今までのレースや練習の中で何が1番辛かったか聞かれたら、迷わず五大のときの2000と答えるレベルです。
だから2000mをシングルで漕ぐと決まったときは、怖くて、ちゃんと出し切れるのかどうか不安な気持ちがありました。

まぁけどそんなこと言ってたって仕方ないということで、10月はひたすら練習したわけですが、自分の漕ぎが変わっていくのが楽しくて楽しくて(メニューは鬼のようでしたが笑)、それでまた楽しいと思って漕いでるときが一番艇が進むなと思っていました。もしかしたら、それに心の底から気づいたことが10月1番の収穫だったのかもしれません。

だからレースでもとにかく楽しく全力でいけば、1番スピードが出ると思って臨みました。

とはいえ、そんな簡単にはいかなくて、途中800?くらいで苦しくなって、周りに艇も見えなくて、ちょっと力抜こうかなって気持ちが何回か過ぎりました。そこで、横で伴チャしてくれたゆもっちゃん、うっちーの声が聞こえて、辛くない!動ける!って思えたし、レースの前にかけてもらった言葉だったり、LINEしてもらった言葉が蘇ってきたり、そしてこれまでのレースで岸からたくさん叫んで応援してもらっていた声が頭の中で再生されて、まだいける!もっと出せる!というプラスの気持ちに変わってまた突っ走ることができました。

そのあと漕いでるときの記憶はもうほぼ飛んでるんですが、ゴールしたとき、息は苦しかったのに、辛かったーって気持ちは無くて、なんだかすっきりした気持ちでした。

なんなら、もう最後の一本だと思ってぜんぶ出したんで、明日に進んでレースがあったら困るとまで思っていました笑

なのに!
結果が出たら、TT最下位で次に進むことはできず。それがわかったとき、もう一本漕がなくてほっとするはずなのに、そんなことはなくて、

こんなに周りに離されるかとは思ったし、それよりなにより、本当にたくさんの人にお世話になって応援してもらったのに、こんな結果になってしまって申し訳ないなと思います。もっとかっこいい結果を残して、そのお礼をしたかったのにできなかったことが悔しいです。

ただ、自分のできることはやりきったなと思えるレースをできたことに変わりはなくて、そんなレースをさせてもらえたのは、本当にたくさんの人に応援、サポートをしていただいたからだと思います。シングルだけど、シングルだからこそ、1人じゃ本当に漕ぎ切れなかったなと思います。

 

やりきった気持ちと悔しい気持ちとがずっと混ざったままで、なんだか引退する人の気持ちらしくはないんですけど、これがそのままの気持ちです。

この気持ちをどう先に活かしていったらいいのか、今はまだよくわからないですけど、でもやりきったって気持ちも悔しい気持ちも、あのレースができなかったら絶対に感じられなかったものなのだと思うので、宝物だと思って今はとっとくことにします。


とここまででレースの振り返りですが長すぎですね笑
でもあとちょい!時間がある方はお付き合いください。たぶん書き終えちゃうのが寂しいんです

4年間を少しだけ振り返ります。

4年間も、2000のレースみたいな感じだったと思います。いつもの私通り、最初突っ込んで入ってやるぞーーー!ってなってもりもりやってたわけですが、合宿始まってしばらくして、しんどいゾーンにはいっていきました。それはもう辞めたいの連鎖でした。

毎朝目覚ましが鳴るたびに、眠いし体は重いし、今日で辞めてやる!と思い、朝暗いなか体操をしている間は、今日が最後にしてやる!!と思ってやりました。その後大学がある日は、授業中に意識が飛びそうになりながら、なんでこんな辛いんだ辞めてやる!!と思っていました。午後練は気分が乗る日と乗らない日があるけど、乗らない日はやっぱり今日が最後にしてやる!!と思ってやりました。
だからもう本当に本当に数え切れない数辞めようと思っていました。だからこそ、その数分、思いとどまらせてくれたものがあります。それはそのときによって違うけど、一緒に練習していた先輩、同期、後輩の言葉だったり、練習してる姿だったり、美味しいご飯を作ったり、ものすごい寒い日もめちゃくちゃ虫が多い日も朝早くから乗艇のビデオを撮ってくれたマネージャーやCOXのメンバー、ずっと信じてコーチングしてくださったコーチ、練習を見に来て必ず声をかけてくださる監督の存在、またコロナ禍ではなかなかお会いすることができませんでしたが、 OBOGの方々に五大懇親会や追いコンでお話しして、頑張れよ!って声をかけに来てくださったことがとても嬉しくて、それを思い出したら辛くても、もう少しやってみよう、頑張ってみようという気持ちになりました。そのあと少しやってみようの積み重ねでなんとか今日まで続けられました。

本当にたくさんの方々にお世話になり、恵まれた4年間になりました。本当にありがとうございました。

みなさんに会えてよかったです!ボート部入ってよかったーーーーーーーー!!


それではこのへんで終わりたいと思います。書きたいことが多すぎて下手な文章になってしまいましたが、最後まで読んでいたきありまがとうございました。そして繰り返しにはなりますが、

4年間本当にありがとうございました!

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